灘駅(u)

 三宮から一駅、かって阪神大震災の時は、神戸からバスで灘駅まで行き、またJRに乗り換えて、大阪に行ってたね、南には県立美術館があり、何回も行ったが、駅から北へは行ったこと、あったかなかったか、覚えていない。坂道を歩いて10分、横尾忠則現代美術館がある。年齢特権で半額の350円、彼は余り好みではないが、2階3階と50点あまりの油絵と「コロナ」をモチーフのコラージュを見てまわる。入り口の検温が32.6度で係りの女性に「死んでますね」と言ったが受けなかったね。
 彼がもう80を越してるのを知らなかった、岡本太郎、ピカソを連想した。宗教画からのインプレッションもあったが、やはり私の趣味には合わなかった、と言うか分からなかったね。画家の感性は鋭利で隠微で淫靡、シュウルでアブストラクトでやはりナイーブだが、
     (これは元町ですが、、、)
見たことのない深海魚のようだった。こんな事言うと横尾忠則ファンには叱られそうだが、、、、まあ行ってみてよかったよ。
 合計一万二千歩はあるいたなあ!     当日はアクシデントが重なり、映画「博士と狂人」のことはすっかり忘れていたね。博士役はそうじゃないのかなあ、と最後のエンディングまで自信がなかったが、やはりメル・ギブソンだった。仕方ないけど老けたね。まだ63なんだが、、、
「ペイバック」が良かったなあ、20年前だな、それに、あのマリア・ベロて女優がセクシーだったなあ!

博士の言葉「鉄は鉄によって鍛えられ、人は友に磨かれる」と、これは映画中に手探りでメモした。

(注)横尾忠則現代美術館に行くなら灘駅を北に出て、少し西に行き、歩道橋を渡る事、すぐ北に行くと遠回りになります。

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