「罪の声」  ..


 映画化された、というので小説を読んだ。塩田武士と言う著者の名前から地元の人かと、しかし、尼崎出身らしい。背景は「グリコ森永事件」。だが、考えてみれば、もう40年近い昔の話。新左翼周辺、在日、株屋、ヤクザ、元刑事などが出てくるが、主人公は「子供の声」の子供、そして文芸部所属の新聞記者。
もう時効だし、犯人周辺は分かる人には分かっているのではないか、と思う。すでに物故者もいるだろう。
 しかし、まだ生きていて、はっきりするのが困る人もいるだろう。誘拐されたグリコの社長て、まだ存命なのか、森永はあと一年続いてたら潰れてたのか、あれだけの事件なのに、もうあまり覚えていないね。もし、森永が潰れていたら、ノー天気な宰相夫人は存在しなかったね。

人の噂も75日は昔の話し、今は?人の噂も49日、か。

昨夜のナイトメアはお好み焼き7人前が出来た、しかし車が無い、お好み焼き屋のオバサンは怒るし、みんなは腹が減ったと怒鳴るし、嗚呼アーあと困っている夢、でした。

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