悪夢は   

 日本橋(大阪御堂筋線)に秘密の下宿の部屋があり、毎夜、飲みに出かけてはそこに寝泊まりする、どうやら世帯は持ってるようです。地下鉄二つ離れた駅に学生下宿みたいな汚い集合住宅があり、そこがみんなの溜まり場でした。T君や高校時代の仲良しも集まっています。いつものように、深酒して日本橋に戻るのですが、服が殆どなくなっていました。部屋には真っ赤なワンピースだけしかありません。誰かが泊まりにきたのか、それが脱ぎ捨ててありました。集合住宅に行くのに、それを着ていくしかありません。化粧道具もあったので女装して地下鉄にのりました。頭には野球帽を被って、それしか被るものが無かったのです。
 すると地下鉄で口説かれました。集合住宅に着いたが、部屋に上がるのは梯子です。力が入らなくてやっとの思いで、引き上げてもらいました。全く力が入らないのです。そこには同級生やしらない学生がいっぱいいて、わいわいとやかましい、誰かが「なかなか色っぽいね」と揶揄します。私はいったいどうしたのでしょう?と嘆いたら覚めました。T君や、U.N、H君達も夢に出てきました。彼らは普通、つまり現実に近い状態で、私だけが異常でした。
 地下鉄で私に身体を密着してきたのは丸坊主に近いショートヘアの女性、これは誰かな?
 今から思い出すと楽しいけど、夢の中では苦しくて情けなくて仕方ありませんでした。

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