驚くが


 朝一に蛍光剤を注射、午後一に透視の検査でB1へ、少し時間があったからトイレに行った。検査場前に着くと、そう50〜60の派手目のブラウスの女性が
「赤木さん?」と名前をよぶ、髪型は西方の女、マスクから上は東方の女か、と思い出した。
「誰やった?病気?」と言葉を呑みこんだ。
答えは?私がトイレの間に検査師が私の名前を呼んだだけのこと。親切に言ってくれただけのこと。
疑念、驚愕、恐怖は雲散霧消したの記でありました。心に傷ならぬ、脛に傷ある者に付いて回る、驚きの一瞬でしたよ。

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