認知症再考
Hさんの様子がおかしい、と思い初めて、色々な奇行が始まるのにそんなに時間は掛からなかった。 75歳以上の5人に一人は認知症である。私の父やかっての仕事先の入居者の数人に特徴的なのは彼らは"認めない"と言うことである。「あなたは間違っている」と言うと怒る烈火の如く、だから「あなたはだめだおかしいよ」と言うな、と理解している。この病は完治はしない、ただ進行は止められる。と信じて友人に進言した、がやはり反発は激しい、後悔もしているが言うのが友情だと思いたい。「放って置いたら良かったなあ」とは思いたくない。
Hさんにも「認知症外来に行って」と何回か言った、しかしもう遅かった。それが後悔の源泉である。
長い交友のLさんが溝で頭を打って亡くなった、とか側溝で命を落とした、て聞きたくない。
コメント
コメントを投稿