うたたね

 昼ビャーでうたたねしていたら玄関ベルが鳴った。白髪のおじさんだった。E高校の同窓会の役員だと名乗る。亡くなった従兄弟のW君の墓参りをしたい人がいるので「宜しければ墓を教えて欲しい」と。名刺もあるし怪しそうでもないから現状と姉の事を伝えた。「くれぐれもご無理でない程度で、、、」と丁寧な物言いで帰って行った。従兄弟は香川大学出で当時E高校からは三、四人が行ったそうだ。この暑い中こんなことをしてる人がいるんだと感心した。また生きていたら60歳の従兄弟の知人というか友人かの思いにも感心した、還暦の集まりでもあったのかも、何にせよ従兄弟は嫌われてはいなかったんだ、と思った。

風鈴の
音色に思う
遠き友
尚里


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