007カジノロワイヤル(3〜)

2006

 WOWOWでダニエル・クレイグのシリーズをやっている。この「カジノロワイヤル」が1番面白い。クレイグの新シリーズで、彼の007を成功させたい、このシリーズを今まで以上のものにしたいと、製作者たちの意気込みが感じられる。特に面白いのがカジノシーンだ。J・ボンドが毒を盛られるシーンは秀逸だ。ジキタリス系毒をウオッカマティニで飲んでしまうボンドがアンフェタミン系の解毒剤を飲み、除細動器で助かるシーン、このほかこれでもかこれでもかと、どんでん返し、裏切りの連続で、最後にエバ・グリーン演ずるヴェスパーがかっての恋人のためにボンドを裏切るあたりは少し"込み入り"過ぎた感じだが、、、

「たとえ貴方が小指一本になっても愛し続けるわ」ヴェスパー
「僕の小指の技を知っているのか?試してみるか」ボンド
このセリフは使えるね。まあ言ってもらえば、の話しだが。

悪役シッフルのマッツ・ミケルソンがデンマークの名優でこの後の彼の活躍を見ると彼の出世作かな、とか、まあとにかく面白い、もう5回は観ているよ!

さて今からは「慰めの報酬」だろ!

五作連映の最後が近作「No time to die」タイトルバックに流れるビリー・アイリッシュの歌は"死んでる暇はない"と訳されているが、ボンドを死なせる為に、このシリーズを終わらせるためのストーリーにしたようで、五作中で一番つまらなかった。"It's time to die"の方が良かったのではないかな?


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