"人新世の「資本論」"


 大阪市大の若き経済学者の斉藤幸平氏は"マルクスは資本主義の辛い現実が引き起こす苦悩を和らげる「宗教」を「大衆のアヘン」だと批判した。SDG sはまさに現代版「大衆のアヘン」である"と切って捨てる。
 私達がエコ袋やマイボトルやマイ箸で自分も環境問題に貢献してる、と考えてるほどのスピードではないと、地球温暖化に警鐘を鳴らす。たしかに我々は2100年に地気温度が3.5度上がるとしても、その時はいないと漠然と思っている人は多くいるだろう。
 ウクライナ問題、コロナ、食糧問題、人は現実に直面しないと分からないものだ、と諦念に似た割り切りをしてしまうものだ。
 いまだに領土で戦争する人類は一度「猿の惑星」になってしまえばいいと私は常々言っているが、なぜか誰にも歯牙にも掛けてもらえない。
 今は南北問題とは言わない、「グローバルサウス」と言うそうだ?中身は大して変わっていない、貧困の南の原料を北が安く買い上げ大量消費する、と言うこと。つまり我々のファッションや飽食は南の人々の裸と飢餓から成り立っている、と言うこと。50年前の南北問題は何も解決していない。これは私が常々言っていることだ。
 ただ私には時たまユニセフに一回の飲み代を寄付するくらいしか出来ないが、、、

 前衛は絶えず孤独である、、、

(意気込みの割には最後は締まらない文章だね)

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