読了「キャッチャー、、」

 原子爆弾はもしかして、人類の救いかも知れない、その巨大さにおいて、何故なら戦争では多くの平地戦で若い兵隊が多く死亡するよりも、早く決着する、とまでは言わないが、まあそんな事を言う高校生が、世の中や同級生や親に対して言いたいことをぶちまけた、一人称の小説と言えるかもしれない。ライ麦畑でつかまえて、、、は少しだけ歌の紹介としてでてくるが、まあなんか意味あるのか、分からない。
 ただこの高校生、落第高校生のホールデンが言いたいことはわかるし、わかるなあと思った高校生や大学生は、いっぱい居たんだろうなあ、と思うよ。
 今までコピーでさんざん使われたと思うけど、このホールデン君になりたかったんじゃないかな?みんなさ。
最後に、訳者(村上春樹)が解説を書こうとしたんだが、サリンジャーが断った、そうだ。サリンジャー84歳の時かな?   サリンジャーはきっと
「お前が解説書くのは1000年早いよ」と言ったに違いない。
まあ何にしても若い時に読んでおくべき本であることは間違いない。100年遅かったよ。

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