「エリカ38」(2019日本)(u)
後ろ2人は最近他界している。
詐欺は単純な程、騙されやすい。東京の料亭跡の売却詐欺は騙された会社が大き過ぎたから、馬鹿げているが騙された。大会社ほど盲点があると言うことだ。
エリカは60歳なのにタイの若い男に38歳だと偽る、がその若いタイ人は 分かっていて騙された振りをしていた。甘い言葉も激しいセックスもその振りだった、そして、大きな家と金を受け取っていた。詐欺師ほど騙されやすいのか。 鍼灸師がツボを探し当てるように詐欺師は被害者の盲点を探し当てる。
映画の終わりに実被害者達の声が流されるが、彼女達の言うように「私達が悪い」と。騙されるほうも夢を見た、と。
誰が見ても38に見えないエリカを38歳と堂々と言うことに恥も衒いも感じない、ここに詐欺師の本領がある、思える。
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