懐古趣味ですが、

蚊取線香の缶にマッチがいっぱい。


 プーケットのホテル、もう廃業した料理屋、この街の小料理屋、なぜか京都の線香屋、愛媛県の喫茶店、曽根の寿司屋、釜山の古いホテル、思い出した事もあるが、なぜあるのかわからないのもある。一時マッチを集めていた時期がある。行った事もない街のスナックのライターが何故、手元にあるのか、ライターの転々の話を短編に書こうと思ったこともある。どこか奥深く探せば大阪時代や卯之町時代のものが見つかるかも知れない。人は時として、過去を思い出し、過去に浸り、また過去を忘れ去る、痛痒を感じない、いやその事で思い出す人や忘れていた人が甦る。思い出すことより忘れ去ることな方が多くなってきた。それが老いと言うことなんだろう。

思い出になってしまえば苦しむこともなくなるんだが、、

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