「私は貝になりたい」


 フランキー堺の映画は何十年も前に見た。今回は中居の主演。私は何故か「まくり」を思い出した。小学校時代の虫下しだ。まくりとは海人草の別名で、それを煮込んだ汁が1日一回給食時に出た。当時は直接肥料だから回虫や蟯虫が胃の中に居たんだね。だからむりやり飲まなければならなかった。今、思い出しても吐き気ものだが、とにかく嫌だった。当時はシラミが髪の毛の根元に居たり、顔が栄養不足で「はたけ」と言って皮膚疾患のある子供がたくさんいた。給食も「脱脂粉乳」とかパンに付けるのは「マーガリン」だった、もう今はありえない時代だ。戦後生まれと言ってもピンと来ないほど戦後は遠くなった。
今はね、
居酒屋で二日酔いになれる時代なんだから、コロナなんかまあ大したことないさ。
人間が生きている限り不条理は起こる、残念ながら人間が生きている限り戦争は起こる。自分に何かが出来るかと問うより、自分が何にも手を貸さないと決意したいね。

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