ナイトメア(船室編)

 最近の悪夢はなぜか、旅館とかホテルが多い、何か理由があるのか？わからない。

私は家島のある島(これは過日真浦に行ったから出てきた)に行き、昼飯を食って夕方帰ろうとする。住居地の港には40分もあれば着くのに、なぜか2万トンの客船に乗っている。乗船時もチケットで揉めたがなんとか乗れた。時間は夜10時くらいで晩飯がまだなので食堂を探したがなかなか見つからない。二等なのに何故か上甲板だ。人がいっぱいで辛いから、下の階に降りた。不思議にも、下の階の方がベッドもあり、柔らかい皮地のソファーもあり、どうやら一等席らしい。空いているし、船員が来たらグレードアップしたらいいと、席をさがす。すると、団体客がドアーっと来て、一気に席というか場所が無くなった。やっとレストランが見つかり中に入る。ビールとナポリタンを注文したら、なんと持って来たウェイトレスがサラリーマン時代の事務員だった。どうしても60歳にはなってるはずなのに、30代か20代の終わりに見える。しかし、相手は私に気付かない。まあ私は70になってるから、分からないのだろうと。そこに男性グループが入ってきた。その女性をからかい始めた。「姉ちゃんいくつ？」とか「このあとカラオケいかない？」盛んに声を掛けている。あまりにしつこいから「君らええかげんにしないか、彼女は仕事をしてるんだ」と。するとヒゲを生やした男が「じいさん、黙って食べときな」と睨んだ。「おい、歳とったガキがなに言ってるんだ」と言うと取っ組み合いに、私は三人に海に放りこまれた、、、

目が覚めた。家島も連絡船も分かるがあの事務員は何故夢に？しかし、考えたらそうだね、彼女とは30前に別れたから、それから歳とってない訳だよなあ！