インドラネット 2



 小説の中で、若い主人公はこのまま、プノンペンかシェムリアップで生活する、つまりもう日本には帰らない選択肢もあるなあ、と考える。
 私は年老いてこの地に行ったが、それでも"そんな気になる=現地に住む"ような感覚を持ったことがある、ベトナムでもタイでも、香港ではもっとあったが、だから主人公の年齢25ならもっとそんな気になったかも知れないね。開高健は日本人が東南アジアに行くと「ナショナリスト」か「インターナショナリスト」にはっきり分かれると言ったが、私は「このまま住む」派と「早く帰りたい」派に分かれるような気がするね。しかし25歳ならもう私には子供が居たから、無理だったけど、、、10代に行かなくて良かったよ、そのまま、タイやカンボジアに、、、とか



 「インドラネット」は読み易いからドンドン進む。

246ページに"シェムリアップからトンレサップ湖までトゥクトゥクで30分"とある、しかし我々のガイドは車で1時間掛かる、と言って私の願いを聞いてくれなかったが、まあトンレサップ湖は大きいから、南と北で掛かる時間がちがうのかな?
としておこう!
私は東南アジアに行くとインターナショナリストになる派だからね。
21.Noon 読了しました。

コメント

人気の投稿