「君の誕生日」


 2019.韓国映画。WOWOW,
偶然見始めた映画が目を離せなくなる。

2014年の「セマウル号」で長男を亡くした夫婦の話。
 亭主はベトナム赴任中に工場の事故で、刑務所に入っていた。セマウル号の事故の時、帰国出来なかった。妻は夫婦関係は終わった、と無罪帰国した夫に見向きもしない、拒否している。死んだ息子の為、新しいパスポートに出国の押印を出国事務所に頼みに行く亭主、このシーンは泣ける。パスポートは妻を連れて行く為に息子が作ったものだ。
 私達は外国のことでもあるし、もう忘れているかも知れないが息子や娘を亡くした父母は忘れられるはずがない。
「君の誕生日」映画の題名はその長男(スホ)の誕生会を意味している。その会での話しが泣ける、泣いてしまうね。
"生きていたことを忘れない、生きていた事は心の中にある"
泣けたね、これだけ泣けた映画は久しぶりだ。

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