葬儀の儀  

 近い親戚が亡くなった。もう一世紀近く生きていた人。葬儀に出るのは久しくなかった。喪服、白いワイシャツを探す、何よりもネクタイを締めるのは何年振りか、と家人と話す。父方の兄弟姉妹は多いが、あと少しの人が存命である。小一刻、その家族のことを話題とす。喪服はなんとか着ることが出来た。



急報に
お通夜勤める
年の暮れ
尚里

故人は洗礼を受けていた、久しぶりに「いつくしみ深き」を歌いました。60数年振りに従姉妹に会った。かろうじて顔の雰囲気は残っていたね。
 
(注、文中の"近い親戚"は血縁を言ったもので、距離を言ったものではありません)

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