もう三十年に

 

ハン川

 30年になるか、香港のボルボというナイトクラブでは、ホステスて言うのかが1000人くらい居て、それは広くてあちらの方は霞んでいるくらい広くてあちこちで小グループの乱痴気騒ぎやってた。ここの女の子を連れ出すにはエスコートチャージを払わないといけない、つまり彼女達のこれからの稼ぎを保証する金が要るわけだ。だから早く連れ出すほど高くつく、一方ダナンのマッサージ屋で、マッサージ終わり、その娘の顔見たら、凄く綺麗で、多分(暗いしメガネとってたし)、その子を誘って晩飯食えないか、まあへんな事はしないと言う前提で、すると同行の男は確か「それはあきまへん」つまり、あとの営業があるから、とのこと、じゃボルボばりにエスコートチャージを払うから、とＯＫになったとして、飯食って酒飲んで、じゃもう泊まれよ、となったとして、英語はダメ、日本語も全くだめ、だったら長い夜はどうするかなあ、ずっとハン川のドラゴンブリッジ見ながらワイルドターキー飲んで、なんて考えてたら眠れなくなったよ。