友に贈る

 終戦2年に生まれた僕たちは偶然同じ大学に入り、たまたま同じセクトに属した。思想や価値観が全て同じではないが、間違いなく一つの時代を共有した。今は老いさらばえて、かつての青さ若さみずみずしさは望むべくもないが、何回となく旅を共にできたこと、酒を飲めたこと、議論をできた事はこの20年の楽しくも思い出深き日々でした。発起メンバーがこうしてまた、一堂に会したことは慶賀の至りであり、また今後の余生のよすがとなるでありましょう。皆様方の健康と安寧な生活を願ってやみません。今後は各位において、充実の日々を送られん事を祈り開会の挨拶とさせていただきます。
PS.
時間より2時間も早く着く人、電話して来てもした事を忘れてる人、自分本位がより進んだ人、子供みたいな大の男、その他諸々のdifficultsを抱えてる親愛なる友たちに!

   令和四年5月11日。美作の国、新庄村にて。

国乱れて朋輩あり
齢重ねて諦観あり

コメント

人気の投稿