老いたるは、の記

 歳をとり仕事もやめると、生活の支点と言うか視座、指標、道標、まあ古くはメルクマール?新しくはベンチマークか?とか言う一つの基点がいる。同窓会、古き仲間の会、ゴルフやテニスのスポーツでもいいし、オールドガールとの逢瀬、ミドルエイジガールとのデイト、などなどの家庭外事業が必要である。何故なら、私の家庭内経験から、いろんなものに「興味」が無くなっていく過程がまさしく老化、ボケへの道程だから、と思う、と言うか確信に近いものがあるからだ。私の場合は映画、読書、ウォーキング、料理など極めて健全かつサステナブルな事業であるが、やや刺激に欠けるきらいがある。朝のしんどさ、食欲減退、持久力の後退などを自覚するが、時には登山、長距離ドライブ、離島巡りなどで冒険的マインド(気障だけど)を覚醒させる必要を感じる。まあたまには短編小説(みなさんには虚仮にされてる)も書いているが「これはいい」と自分で思うのはなかなか書けない。

「74歳が老人などとは誰にも言わせない」とはあのポール・ニザンの宣言ではなかったかな?サリンジャーか、ボブ・ディランか?

 Old boys .Be ambitious,

so life will be not to end easily !


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