ナイトメア   f

 夢はあいも変わらずよく見る。最近は愛憎劇が多い、かな?しかし、以前の様に覚えていない、しかし、昨夜の夢はよく覚えていた。佐賀県だと思う、なぜか佐賀に。お別れ旅行かそれとも現地調達か綺麗な女性と一緒だ。ところがとある店でその女が隣り合わせた男と仲良くなる。わたしは忸怩たる思いでその様子を見ている、、私が諌めるほどの深い関係でもその女とはない様だ。海岸ぞいの列車が終点の寂れた駅に着いたら二人は何処かに消えた。私は明日の朝早くに大阪に帰らなくてはならない。始発のバスが出そうである。乗ると親切な男の二人連れが大阪に朝一に着く方法を教えてくれた。フェリーに乗れ、と言う。飛行機か新幹線はないのか?名も知らないとある九州の地で途方に暮れ、仕方なくフェリーに乗り込む私は寂しい弱い老人になっていた。

翌朝、船は天保山に着いた。夢は覚めた。哀しい夢だったなあ!

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