ザ キャッチャーインザライ2.2.

 アメリカ青春小説のバイブルとでも言われるこのサリンジャーの小説。今まで読んで無かった、とは恥ずかしながら、だった。何回か若い時にも読もうしたけど、つまらなかったんだと思う。映画「マイニューヨークダイアリー」を観て、やはり読まないとなあ、と村上春樹訳で読んでいる。まだ、80ページだけど、何故読めなかったか、途中でうっちゃったか、分かるような気がする。徳富蘆花の「思ひでの記」とか藤村の「夜明け前」を歳が行ってから読めたように、読書もやはり"頃合い"てものがあるんだ。ついでに「ナインストーリー」も借りてきたけど、これは最初の一編を読んだらあとは読めない。サリンジャーて言う作家は超変わり者だったらしいけど、まあ作家は概ねそうだけど、意外に長生きしてるんだね。92歳かな?僕らの若い頃は「ライ麦畑でつかまえて」だったけど。

村上春樹やフィリップ・ロスなど影響を与えたらしい、結婚、離婚を繰り返したらしい。

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