No pain

 NO pain no gainと言う言葉がある。
 罹病を告げられて3ヶ月、NO ill no gain.が私の心境である。病を知って越境への心持ちが分かり、関係性の消失の恐怖が理解でき、そして全ての罹患者がこの恐怖に陥ち行っていたことが理解できた。今までの能天気や無神経をいたく反省させられた、このことをgainとしたい。近隣に「胃癌」を聞く「脊柱管狭窄」の激痛を知る、重い「心臓疾患」が耳に入る、全くの他人事でなくなった今、問われればことばの一つもかけてあげたいと思うようになった。私は全くの無神論者ではあるけれど、それらを信じる人の蒙昧を揶揄することはしない。人はすがるものがあれば小さな幸せである、と思えるようになった。

優しさとは心の鬼と対峙し打ち克つことではないか、と。

歩き、食べ、聴き、読み、笑える日々が続いていくことをいつの日にかまで!



これは何処やったかいな?




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