開高健の復刻版、読了






 約2時間少しで読了。やはり、彼の「文明」「文化」「女」「酒」「フィッシュオン」の解明、判別、分析は秀逸であり炯眼である。40年近く経って現代でも光っているのは、言わば「印象派、後期印象派、ポスト印象派」の芸術が私達をして感嘆させられるが如きであります。やはり、開高大先生と呼ばねばなりません。
 北鎌倉の建長寺別院にある、彼の墓を思い出しました。奥さんの卒塔婆が立っており、何処から持ってきたのか大きな自然石がデンと横たわっていた墓所でした。もう20年も前だなあ。(念のために調べたら、円覚寺別院の松嶺院でした。受付で「開高健の墓参りに来ました」と言ったら老女が「どうぞ」と場所を説明してくれたのを思い出しました)
 次、旅に持参するなら「オーパ」か「地球はグラスの縁を回る」かどちらかです、それは未だに本棚にありますな。
 もし、御存命ならば92歳か、、、、

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