「大秦賦」秦始皇帝   12


 中国TVドラマ
 始皇帝(幼名、政)の母、趙姫は呂不韋の愛人であり、後に呂不韋によって送り込まれた宦官、ロウアイとの間に二人の子をもうけた、とある。(趙姫は淫乱でロウアイはその一物で荷車の車輪を回すほどの巨根であった、とか)宦官なのに?実は偽宦官であったそうだ。太后たる趙姫の愛人寵臣の地位を利用して朝廷の地位を上り詰めるが始皇帝にばれるところとなり八裂きの刑にされる。
 同じく清の6代、乾隆帝を描いた「女懿伝-王宮に散った后」でもそうだが、姦臣奸臣や他の妃姫たちの悪行を描くのがしつこく長い、このロウアイの悪事を描く話が何話も何話も続く、どうも中国ドラマはしつこい、中国人は耐えて耐えてのドラマが好きなんだなあ、と思った、がしかし、日本映画も座頭市や鞍馬天狗も悪人やヤクザが悪行に悪行を重ね、もうええやろ、もうそろそろと観客が辛抱たまらん、まで待ち、やっと悪人退治が始まる。日本映画も同じだったなあ、と。呂不韋、ロウアイ、趙姫については2300年も前の話であるから真偽のほどは分からないが。(ドラマはあまり生々しいことは描いていません)

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