ベストエッセイ'24

 読み始めた。ここには編集委員6人を含めて80人ほどがエッセイを書いている。編集委員はプロの作家である、あとの70数人のうち知っているのは十三人ほどだ。作家、俳優などである。始めから読み始めたが「これほんとにベスト?」という感じになった。まあ書くことが専門でない、教授や絵本作家や文学者などだから、とは言えこれがベストか、と思った。私の方が良いなどは口がさけても言えないが、まあ面白くないのが多い。理由は簡単である。つまり興味の先が違うからだろう。文学の基本は「個にして普遍となる」であるが、小説もSFの嫌いな人にいくらアシモフを勧めても読まないように、エッセイもその中身の先にあるものが大切で、例えば人生とか命とかジェンダーとか幅広いものなら読んでもらえるだろうがその書いた人の個人的趣味に近い話しはやはり面白くないのではないか、との結論になった。
結局、2、3行読んでは

パスして行った、だから早く最後のページに辿りついた。

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