「老いのゆくえ」

 黒井千次の同題のエッセイを読んでいたら、まだまだ早い、と思いやめた。彼とは一回り半も違うからまだまだだ、とやめた、まあ「しんきくさい」と思った訳だ。しかし昨今の我が身を見ると、まああまり変わらないかなあ、と嘆息する日々である。やたらしんどい、トイレも近い、酒は美味くない、食事もあまり進まないなどなど、である。友人が股が痛い、関節が痛いと言うとほっとし、少しボケてるなと聞くと少し安堵し、病院通いだと聞いたりすると「やはりなあ」とどこかで溜飲を下げたりする、よくない、不謹慎とはおもいながらも「自分だけじゃない」と慰める。昨年春の罹患判明により、やはり体力気力は落ちた気がする、単にその時期だったかも知れないし病のせいかもしれない。あとしばらく生きたら平均寿命である。
さあうだうだ言わずに大阪へ、KITTE大阪へも寄ってみよう。やりたい時にならなくちゃなあ!

ぼやいても
いい事こないよ
夏盛り
尚里

    



コメント

人気の投稿