キムフィルビー

 画面にオースティンの黒いタクシーや赤い二階建てのバスが現れたら「ああここはロンドンだ」と。
 放送は知っていたが早朝なので見なかったが、テレビを点けたらやっていたので、後半半分を観た。20世紀最大のスパイ事件、ロシアKGBの二重スパイだったフィルビーの話はいくつもの小説、映画、ルポルタージュになっている。何人かの二重スパイが居て、あるいは疑われてイギリス情報部は瓦解していく。何故今更冷戦時代のドラマか?答えはフィルビーの語る「友情の真の定義はその過ちを許すことにある」ではないか、と思った。(ロンドンは行ったことがありません)
(彼はフィルビーの友人のニコラス・エリオット)
今自分に一番響く言葉だったからだ。(2022年イギリスドラマ)イギリス人にとって、いやイギリス情報部にとってかな、永遠の悪夢なんだろう。

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