失態続くよどこまで

 赤信号で交差点へ、財布を脇の下にあるのに忘れて、JAFのカードをETCに挿入、図書館カードが無い、なとなど失態続きである、暑い夏もあろう、勿の論の加齢もあろう、二つのことを同時に出来ない、などなど。友人と「もし俺におかしいところがあれば遠慮なく言ってくれ、すぐ介護保険の申請をする」と、お互い言い合わせた。
 過日、とある人のことを「憑依的認知」の病と表現したが、周りの外堀が埋まるような気がしてきた。あの人、この人、彼、あいつ、と陥落していく様をみていると、我々の年代における確率の正確さに驚いている。

図書館の昼下がり、一人の少女が持参の小さな弁当を遠慮がちに長椅子で食べている"午後からもここで勉強するんだ"と、そんなに勉強してた時代があったかな、と。

白髪見て
楽しき夏を
想うかな
尚里

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