映画「メッセージ


 アメリカ。2016年。ジュレミー・レナー、エイミー・アダムス。2回は観たが、また観た。主演の二人とも好きな俳優だ。宇宙から来た12の細長い餅のような宇宙船が何かを伝えようとする。言語学者と物理学者がそのメッセージを解明し、危機を乗り越える、と言う話。その異星人は「地球に3000年後に来る星の危機から救って欲しい」と言うメッセージを携えてきた。つまり今は地球の危機だから、と言うわけだ。二人の活躍で宇宙戦争は回避された。終わりの方のシーンで、今まで気がつかなかったが、12の宇宙船は飛び去るのではなく、消えていく、つまり雲散霧消するわけだ。これは、このことは我々自身の我々に対するメッセージである、と暗示している。12の宇宙船は「我々への自らの警告」であった、と。3回目で分かった、というかその解釈が良いなあ、と思った。

コメント

人気の投稿