映画「告発の先に」
離婚している男と女が恋人であり、そのそれぞれの娘と息子が裁判で争う。つまり猫の布団の上に犬が座っている状態の映画、いかにもフランス映画らしい。その裁判はレイプである。男の息子がレイプしたと別れた女房の恋人の娘が訴える。息子は同意があっだと言う、娘は脅されたと言う。
映画の後半は裁判の模様ばかりで、挿入したとか口淫とか、おそらくレイプの裁判とはこんなのだろうと想像できる。結論は有罪で執行猶予五年だが、真実は映画の中でも明らかにされない、その娘が行為の後で「罪」を感じたか、許せなかったか、分からない。ただ訴えられた男は一生を棒に振るのは間違いない、そして最後に「申し訳ない」とその娘に謝る。弁護士は最終弁論で「真実は闇の中」だと結ぶ。
この映画は途中まで観たが途中で観るのをやめた映画だった。面白い?面白く無い?
2021、フランス、監督イヴァン・アタル、主演S・ゲンズブール、など。
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