もし君が重篤な病になれば

 過日、友人に会った時「君が重い病にあった時には全く他人事だった、自分がなった時にその辛さや苦労がわかったよ」と詫びとも反省ともとれることを話した、"申し訳なかった"という気持ちも確かにあった。しかし。それは仕方ないことでもある、世界の不幸を背負う訳にもいかないし、またその病を多少でも肩代わり出来たわけでもない。他人の病を知ったらあまり同情なんかせずに、ただ頑張れ、と態度だけでしめしたら良いと思う。

　今のウクライナ、ガザ、アフリカの飢餓など、まあせいぜいユニセフに寄付ぐらいしか出来ない。世界の悲劇を引き受けることは出来ない、ただ関心だけは持ち続けることだと思う。

世界の人、一部を除いて、が望んでいる場所、それは平和だ。しかし、たどり着けない場所である。