文章読本 例えば

 久しぶりに会った友人から、私のエッセイ風の文章について遠慮がちに批評があった。読点のあとに文章が続き過ぎる、と。最初の文章に説明が何回か入ると言うことらしい。たしかに短い文章は嫌いであるが、そうかなあと最近の「ツナシ寿司」の文章を読み返した、そうではないと思うがなあ。私の文章の拙さは認めるとしても、やはり文体とか文章の流れみたいなものはなかなか変わらない変えられないと思う。
 頼んでいた六花亭のバターサンドを買ってきてくれたが「土産だから金は要らない」と言う。また家人に言われる「あなたは簡単にものを頼み過ぎる」と、しかし私ほど他人にモノを頼まない人も少ないとおもうがね。相対的なものだなあ!
"老いとともに自分の無知を知る"
映画「クライマッチョ」から

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