徳島県那賀郡木頭村

 今は那賀町木頭村になっているが、若い時何回も行った所。綺麗な女性二人と別れて街の方に降りて行った(街らしきものは上那賀町にはあった)、バスに乗ろうとしたら携帯電話がない。W君と約束しているが、どこに居るか分からない。まだ上に居るかもしれない。もう一度戻ることにした。ところがよく知ってるはずの道が分からない。何回も上り戻りまた登りまた探す。荷物もあるし疲れはてた。街には人があちこちにいるが、皆さん知らん顔だ。いよいよとなり、「一万円出すから奥まで行ってもらえないか？」というと一人の老人が「じゃ行こう！」とバイクを出してきた。道を間違えたりぶつかったりしながら朝居た中学校に着いた。バイクは勢い余って池に飛びこんだ、すると美人の一人が服を脱いで飛び込んできた、彼女は全裸に近かった、抱き合いながら助けて貰い、やがて教室に行き、バイク老人にお金を払おうとしたらＡ君は「払うなら2000円だな」と言う、Y君は「善意だから無料だ」という。僕は12000円を払った。W君は笑っていた。彼らなら言いそうな事だから不思議だった。

そこで夢は覚めた。

僕は助けてくれた美女と旅に出ることにした。何回も言うが夢は願望であり確執であり嫌悪で且つ渇望でもある。フロイトjr