BS内藤大助ラオスに、、

 「内藤大助ラオスの旅」の放送から


私はラオスには行ったことがない、プノンペンからの帰り、ビエンチャンで飛行機が少し停まったことがあるくらい。深夜のせいか、茫漠たる、まるでジャングルを切り拓いて造った空港だった、ように見えた、いや殆ど見えなかったが。

 ラオスの奥地、メコン川の中洲で激流に投網をする漁師、ジャングルの中で食料を探す為に崖や滝を登るラオスのローカル国民が内藤の苦戦と共に描かれる。ラオス発音はレイオス。

 手を伸ばせばバナナが取れる、そんな人種はダメだと言う人がいたが、生活とはメシを食う事である。バナナを食おうが激流のナマズを食おうが、要するに生きるために、と言う事だ。生きて行くには何かを食わないと生きられない。じゃ何故、そんな所で生活するのか、そんな事までしなくても、と思う?
 我々の祖先も初めは危険な所で生活していた。文明が安全をくれた、しかし、文明は安全に見合う危険もくれた。車、公害、戦争、コロナ、と。分かるかな?Tさん!
 
 生活の場所が人間の価値を決めるのではない、その生活の場所と共存して生きていくことが大事なのである。

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