映画「グッドライアー」..


 副題「偽りのゲーム」2019.アメリカ。
"グッドライアーとは「良い嘘つき」と訳せるが、goodには何か隠語的な意味が「ネイティブ」にはあるのかな?"

 チャットで知り合った老人二人、女はオックスフォードの元教授ベティ、資産家である。280万ポンドというと4億円ほどの資産家である。
 男は少し身体の弱った悠々自適の老人ロイ、しかし詐欺師だ。映画が30分程すると、私には結末が見えた。ベルリンに旅行に行くシーンからナチスに関することになるのかな、と、しかし少し結末予想は違ったが概ね合っていた。
 詐欺師のロイが、脚が悪いと擬装をするシーンがある。ベティの目が無くなると走り出したりする。そのシーンを観て、私はある詐欺師を思い出した。その詐欺師は不慮の死を遂げたが、彼を知るある社長の話が笑えた。
「ある日、彼を迎えに行ったのです。自宅近くまで、少し早過ぎたから遠くで待っていたら、彼が松葉杖で歩くのが見えたのです。さて、じゃ、と思うと急に大粒の雨が降ってきたのです。彼は松葉杖を抱えて走り出し屋根のあるところまで着くとまた松葉杖を両脇に挟んだのです」

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