「スパイ達の遺産」...




 例えば、あるスプリンターは100m.一度も10秒切ったことがない、彼は9秒台を一度でも切った選手をリスペクトするだろう。(と、ここまで書いた、しかし、この前のメモ書きは?それを見て見よう)

 人は絶対に自分には出来ないことをやり遂げた人をリスペクトまたは神の様に崇める。短距離ランナーなら10秒切った人を、マラソンランナーなら2時間5分台で走った人を、小説家(または目指した人)なら、開高健なら(失礼)森遥子なら、書けるかも知れない、と思えるが、ジョンReカレの小説は書けないと思う。勿論、スパイの世界、つまり専門的な知識もさることながら、その深くて広い造詣、知識に裏付けされたギャグや言い回しがとても真似が出来ないと思うから、だろう。
「スパイ達の遺産」を読みながらそう思った。

これが雑記帳のメモです。余人は知らないが、私は思い付いた時に書いた文章の方が好き、であります。
(読後感は次に)

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