介護保険の危機の

8月6日 朝刊のコラムから。
 2019年の調査で、健康寿命は女75.4歳、男72.7歳、平均寿命はそれぞれ、87.5と81.4歳である。女性が長生きであること、介護保険は女性の方が三年ほど長く使うこと、まあ当たり前だが分かる。医療も含めて社会保障給付は134兆円となる。介護に関してはこれから人材不足、予算不足、となり、介護保険費を上げるか、借金国債を増やすしかない。介護予防、フレイルからのリターンを目指すために「地域包括支援センター」ができたが、機能しているとは思い難い。給料が安い、過酷な労働環境がある、そして海外からの労働力(名ばかりの技能実習制度)も待遇の良いヨーロッパに流れている。2025年には32万人の介護労働者が不足予想だ。今でも財務状態の良くない老人施設はなかなか給料を上げられない。    ここまでが記事の概略です。

 私は「つまらない書類を省け」「サービス残業を無くせ」「介護から支援にリターンした時のインセンティブを」とずっと言って来た、がそうはならない。まあね、世の中関心が薄いよね。
72.7歳で健康寿命と言うことは周りを見ると私の友人たちは元気である、少なくともその率において。

介護保険制度が出来て四半世紀、本気で改革しないと「老人地獄」なるかも知れない、いやなりつつあるかな?

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