速乾ボンド


 メールとかLINEは速乾ボンドみたいで、すぐに乾くつまり伝わるので、なんて言うか余裕、深み、味わいが無い、て言えば良いのか、その点葉書や手紙は緩やかな点滴みたいでゆっくり伝わる、徐々に沁みてくるみたいじゃないか?ところがさ、メールとかLINEはすぐ返事しないと、みたいな脅迫観念のような気持ちになるよね、だからアナログの伝達手段の方が返事がなくても気にならない、わけじゃないがまあ少し緩やかな気持ちで待てるのじゃないかと思う訳だね。でだ、古い知人、まあご無沙汰している人に例によって葉書を書いたわけだね、そこはかとない話題でね。その人々は私より高齢だから、いろんな事情は変化している、と思う、もちろん連れ合いに変化が起こっているかも知れないし、本人にも何らかの事が起こっているかも知れないわけだね。先日も、家人の神戸の知人の話しだけど、子供達、と言っても40.50だけど、色々大変みたいで、聞いてるとそれは涙モノだったね。私にも男女を問わず気になる人が何人かいるけれども、まあ"去るものは日々に疎し"てなっていくのかなあ、記憶の奥に閉じ込めていく、ことが所謂「老い」てことかなと思ったりするね、それが自然なのか、少し冷たくなったのか、思い煩う、煩うわけでは無いが「じっと手を見る」てことかな?

捨て置けば 
忘れるものを
思い出し
関わることの
虚しきことなり

藤原垂乳の局の曾孫

写真は、城の北東から、県立博物館あたりから。姫路城の絶景はやはり、文学館から見た夕陽に浮かぶ城影だと思うね。今度撮っておくよ。

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