私が放浪者の   


 私が放浪者のように家に帰らず飲み歩き、外泊を続けていた時代、いや、もう少し後で、家人と二人の生活になってからの話かも知れないが、家人は神戸でも大阪でも、ふらっと洋食屋や軽食屋に入って食事をしてたらしい、でそう言うことが気にならない人らしい。ところが私はそう言うことが出来ない。たまに一人酒などをすると、必要以上に多くのものを頼み、早く飲み、1時間の予定を40分くらいで切り上げてしまうタイプである。人見知りすると言うのか、気を使うと言うのか、家人に言わせると「あかんタレ」だそうだ。
 家人が神戸に"おさんどん"に行く三泊ほどに、一人酒をもうそろそろ落ち着いたから行こうと思うがどうもそのトラウマのために行けないところである。だからこの稿でも何回か書いてる「和服の女将、寡黙な板場、大皿の惣菜」のような店がないかと書いているのである。今回は、今度こそ、きっと、と思いながらなかなかなのである。いつも、パスタ、カレー、チンご飯でその三泊四日が過ぎて行く、よってこの月の終わり頃にもまたそんな日々が来る、さて、だから、「あの店」「この店」「新しく開拓」と思案は続くが一点突破はできるだろうか?
Can Iopen the door?
YES you can!

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