特殊な世界の人だけの話1710

 暴露本を出した元皇太子さんのお婆さんは過日亡くなった。その人のお父さんは吃音症で随分悩まれた人だ。その人の叔父さんは国王を捨てて愛人と結婚し一般の人となった。元皇太子のお父さんは結婚中に不倫をしていて、結局その人と結婚した。暴露本を出した人の住む世界は特殊な世界で、開かれた家庭ではない。一般人のよく知らない世界でありかつロイヤルな世界である、だから本が売れる。人は他人の不幸を喜ぶ、特にリッチな世界の人達の不幸を喜ぶ傾向にある。この皇太子が普通の少々お金持ちの人の道楽息子なら誰も本など買わないだろう。そう言う特殊な世界に居たから売れた、書いた(ゴーストライターが)だけの話、嫁同士の仲違い、兄弟喧嘩、どこでもある話しである、しかし人々が知りたい秘密の世界、と言うだけである。この人の暴露に正義があるとしてもこんな人は信用できないね、と言うか"おぼっちゃまの独り言"でそれでも人は本を買うんだから、ね。世界は平和だなあ！　　この国も一昔前なら、陽の沈む所のない大帝国だった、しかしわずか40日程で辞任した女首相やEU離脱という愚行をしてしまう国なんだから、まあ仕方ないとも言えるね。