悪夢は続く  


 忘れないうちに書き留めておこう。

 私はかっての部下と2歳の女の子を連れた若い母親と3台の車で、かって勤めていた老人ホームに着いた。(部下が夢に出てきた理由は理解できる)そこで、その施設に入っている業者の専務が「話がある」と、とあるビルの5階に行く。新設の施設のアドバイスが欲しいと言うことだ。話しているうちに5時になっていた。1時に玄関で、来た人達と会おうと言う約束だったが全く失念していた。専務が大きなルイ・ヴィトンのアタッシュケースをくれると言うが断った。玄関には誰もいない、慌てた私は電車に乗った(その施設の近くには現実は駅はない)一つ目の駅で車を忘れた事に気づいた、施設に電話しようとするが番号が分からない、そこに女郎屋の女将みたいな女が私に文句を言う、早くそこをどけ、と。番号は分からない。子供が電話機で遊んでいる。私は泣きたくなる。やがて携帯電話に番号を入れてあることに気づく、掛けたが誰も出ない、もう6時を回っていたからだ。私は途方にくれている。
♫私は泣いています電話の前で♫と曲が聴こえてくる。

(登場人物の殆どはわかる、誰かの分身だ、しかし若い母親とその女将だけはわからない)
フロイト→二人の女は性衝動のへの隠微な欲望であり、電話番号や車を忘れた事は日常的欲求不満を表している。"要観察"である。
受診者の言葉→私の夢の殆どはこのような形態のものが多い、フロイト先生の所見は類型的であり納得出来ない、もっと深部への洞察が必要である。

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