旅は終わりて


 国防の話は別にして(何故なら軍備、国家の話になるから)沖縄及び南西諸島、また対島壱岐しかり、礼文利尻、には必ず自衛隊の基地や通信施設があり(1983年かの大韓航空撃墜事件は礼文の施設がいち早く察知したそうだ)そして外国からの侵略や戦争による悲話がある。
"事物の本質は末端部において極めてよく具現する"と言ったのは開高健かレビ・ストロースか、するならば私達の平和平穏も剣上のモノであるかも知れない、私の言う「国境なき世界」は夢物語、少なくとも私の生きている間は不可能だが、そうならないかと夢想し、また感じて終わった3泊4日でした。
「平和とは戦争と戦争の幕間のこと、あるいは遮眼帯で見えない部分以外のこと」これは赤木文彦氏の名言であります。
 手指を擦りむいたり脚を折ったなどの痛みで身体が守られているのかも知れません。

哀しくも
辺境の島
ありてこそ
尚里
映画「北のカナリア」ロケ地から礼文を見る
この映画のために建てたらしい。

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