映画「カサブランカ」NHKBS 

     今朝はもっと咲いている。

 名作は何回観ても名作だ。ドイツ占領下で別れたリック(H・ボガード)とイルザ(E・バーグマン)はカサブランカのリックの店で再会する。「パリでなぜ来なかった?」と責めるリック、イルザはラズロと言うナチレジスタンスと結婚している、いやしていた。クールにそしてニヒルに無頼になったリックは二人のアメリカ逃亡を助けることになる。イルザを愛してる、彼女もリックとカサブランカに残ると言っているのに、二人をリスボン行きの飛行機で見送る。自分のバーで一人ウイスキーの飲みながらパリで約束の列車に来なかった女に泣く男と最後に二人を見送る男は同じ男である。愛があるから見送る、好きだから離れて行く、男と女の哀と愁の物語り。

1942年の映画、昭和17年だ。
「君の瞳に乾杯」
「昨日のことは覚えていない、明日のこと、先のことは分からない」と名言の数々。
🎵As time goes by.「時の過ぎゆくままに」♫ がこの作中曲。名作は見る度にまたあらたな感想が起こる。

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