思想と加齢

 思想的あるいは学術的には早く達観、到達することはある、世界を見極めることもあるかも知れない。しかし、歳を経る、重ねることでしか至らない極みもある。いくら本を読んでも議論や論争をしても至らないことも歳、年齢だけが分からせてくれることもある。
 人生で一番大切な日は「生まれた日」と「生まれた理由が分かった日」とマーク・トウェインはおっしゃている。しかしだね、生まれた理由がわかる人、て何人いるのかね。赤木文彦先生は「人が生きる」それが人生だ、とおっしゃっている。つまり毎日生きている、行く、ことに意味がある、と。生きている理由なんか分からなくていい、楽しい、悲しい、喜ぶ、落胆する、これが人生だ、と。死んだら「無」です。浜田省吾みたいになったな。
     7年前かな、早いなあ!

コメント

人気の投稿