「珠玉」の三編目は「一滴の

 「一滴の光」は若き女性編集者と北陸の鄙びた温泉に行く話である。絶界の露天風呂で放尿を掛け合うと言うエンドだが、これは一度はやろうと試みた、結果は?
さて、作中、彼女とレストランに行った時に、ベルーガ、オシェートラ、プレーセとかのキャビアやヴーブ・グリコだのデタンジュなどのシャンペンが出てきて、調べたり飲みたいなどと思ったり、また試しにホテルバーに行ったりとか、したものだ、やはり40代の終わり頃だな、読んだのは。で四回の「珠玉」は読了です。この本も屍棺には入れて欲しいね、あとは「スクールボーイ閣下」かな?
この掌編で見つけた開高健らしい言葉、光耀、凄壮、幻戯、痛惨、乳霧、、、

   2021.6.21

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