LIVE イスラエルからの報道

 報道1930を観ていて。現地に行っている記者がハマスに両親を殺されたイスラエル市民にインタビューをしていた。その市民は「報復をしてはならない、日米を見なさい、戦後、今は仲良くしている、あれを見習うべきだ」と涙ながら語っていた。
 もし、中東に平和が訪れるならこれだ、とは思うが、残念ながらそうは行かないだろう。一つは歴史が違うこと、日米はペリー来航以来比較的友好関係があった、あとひとつ、これが厄介なんだが宗教の問題である、ユダヤ教とイスラム教の問題がある。ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も聖地が同じ、つまり元は同じ所からでている。だから厄介である。日本は仏教国、キリスト教もイスラム教ともうまくやれる訳だ、私は最近「マチウ書試論」や「最後の親鸞」を読んだ無宗教の新参者ですが、それくらいは分かる。残念ながら、アラブvsイスラエルは太平洋戦争後のようには成れないだろう。しかし、その人の話には、まだ'救い"があると思った。
何処かで憎しみの連鎖を断たないと中東に平和は訪れない。人類は殺し合いの歴史である、世界中殺し合って今まで来た、しかし人類は忘れることの出来る動物である、いや、忘れる振りが出来る動物ではないのかな!
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