古庄村役場物語 その1
(これは事実を元にしたフィクションです)
2泊3日の旅を終えた黒崎は自宅で携帯の充電コードが無いのに気付いた。旅荘の管理をしている村役場に電話すると「ありました」と総務の岩本氏が返事をくれた。
「悪いけど郵送してくれないか、切手代を教えてください」と黒崎
「はい村長に相談して返事します」と岩本
一週間経っても返事がない、忙しいのだろうと同型コードを封筒に入れて郵便局に行くと
「140円です」と綺麗な局員は言った。
160円切手を封筒に貼り宛名も書いて、村役場に送った。
「厚みは3cm以内で9月中に送ってください。10月になると郵便代は上がりますから」とお願いの言葉も添えて送った。送って一週間経っても送ってこない、しかし勝手な願いかもしれないからまた少し待った。(続く)
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