来世に


 来世に行くことについてはよく考える。それは彼岸がどうのこうのではなくて自分の状態を考えると言うこと。元気なままで心臓麻痺とか病に伏してそして後逝くとか、誰もわからなくなって他界するとか彼岸への旅の状態を想像する。勿論願わくば何日間か入院した後に静かに息を引き取る、てのが理想だが、生きている間と同じ様に自分の思い通りには行かないから厄介だ。生まれる時は自由意思ではないのだから死ぬ時は自由にさせてくれたらいいのに、と思ったりもする。死は平等に訪れる、まあ医療によって多少の時間的な差異は起こりうるがまあ大差ない。
塚も動け
我が泣く声は
秋の空

墓が動くほど哭いてくれる人がいるかしら?

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