『南伊予、西土佐の道』


 そのことが目的でかりた本、つまり大洲、卯之町を思い出すために。司馬さんの話は大洲から伊予、南伊予に差し掛かる。大洲の「油屋」は1978年、司馬さんが旅行した当時で創業120年、つまり現在では164年となるがもう営業はしていないみたいだ、肱川ぞいの古い茶色い建物を思い出す、一度も泊まったことはないが。
 司馬さんがこの辺りのを旅行している頃、私は仕事で毎月のように南予に出張していた。

 卯之町の松屋旅館も今はビジネス旅館になっているみたいだ、200年の糠床と言われて泊まる度に漬物をたべさせていただいたが。 駅前の冨士廼家旅館はまだあるみたいだ。綺麗な若奥さんはもう70は過ぎてるはずだね。あのよく飲んだ仲居は生きているかしら?

♫♫

南国伊予を

あとにして

生きているかな

あの仲居〜  ♫♫

30代の初めに「卯之町」に半年ほど、駐在していた、薪で風呂を沸かしていた時代だが、この時期に司馬さんは「街道を行く」を書いていて週刊朝日に連載していたみたいだ。どこかですれ違っていたかも知れないが、その連載を読んでいたら、、、と悔やむよ、まあもっとも読んでいても興味があったかどうか、、だが、、、

Times have changed.     現在完了形かな?

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