ビートたけしのこと

 彼とは同世代である。若い時の彼の漫才が好きだった。一種のアウトロー的漫才が好きだった。週刊誌の会社殴り込みとかバイクで顔がひん曲がり、なんてのも好きだった。映画を撮り、小説を書き、評論家になり、今やセレブと言われているのかも知れないが、カンヌにタキシードで新しい嫁さんを連れて現れた、の記事で「ああ彼もインロー」になったなあ、と。アウトローはポテンヒットにはなるがインローはなかなかヒットになれない、功成り名を挙げて普通のオヤジになったなあ、と少し感じた時でした。

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